1. 内容 「パームソナー」 CD 2010.05
2.商品紹介
3.実例(動画)
4.[実例]動作とその理由(動画)
5.練習ガイド(動画)
6.取扱説明書
7.仕様書
8.保証書文
9.傘グリップ
10.パームチップ
動画は、CDにあります。「部品や修理」、「よくある質問など」が、ホームページ(palmsonar.com/jp)にあります。
●パームソナーを使う人、およびに、支援する人は、この「パームソナー」を理解し、かつ、実行したい人に限ります。
●白杖とパームソナーは、役割を補い合います。
白杖は、杖で分かるのは足元ですが、白のシンボルを周囲に主張できます。
パームソナーは、目立たないで、周囲を分かった行動ができます。
(パーム):英語で「手のひら」で、トランプでカードを隠す意味もある。
(ソナー):音を利用した道案内の装置。
パームソナーを使う実例を紹介します。
白杖の杖先は、パームチップです。
地元の駅前の広場から、柵で囲われた4メートル幅くらいの通路に入ります。
小さな子供に当たりそうでしたが、お互いに避けました。
誘導ブロックを伝っていきます。
十字路に来て、誘導ブロックが終わります。
この先を一周します。
並んで歩いている二人を右に抜きます。
商店街の左側を歩きます。
前からくる人の、真ん中を通り抜けます。
交差している道を、右に曲がります。
看板と自転車が続きます。避けて歩きます。
右の店から、人が出てきました。左に避けました。
自転車が両側から大きく出っ張ってきたので、中央まで来ます。
バイクを出そうとする人がいます。
速度を落として、左に避けます。
下は仮鋪装になってます。
自転車が来て、それを右に避けますが、すぐ角の看板に、白杖が当たり、足も引っ掛けます。
歩道で曲がると、左に、バス停があります。
並んでいた女性が近付きます。
右にある工事用のコーンに当たりそうになります。
次の道を、曲がります。
前から、ベビーカーが通り過ぎます。
電柱の前にある低い看板に、白杖が当たります。
看板が続きます。なるべく右側に寄って、歩きます。
自転車や人が通り過ぎます。
車が来たので、止まって、右に寄ります。
車が去ったので、歩き出します。
はみだした自転車を、大きく避けて、歩きます。
自動車が曲がって来たので、避けます。
これで、一周できました。
動作と、その理由の動画です。
支援者と確認しあってください。
パームソナーを、パームチップを付けた白杖と、両手で分担する方法です。
従来の方法とは、違うことが多いので、混用しないでください。
地域差や個人差があります。
この方は、左手に白杖、右手にパームソナーです。
頭の中で、道順を組み立てます。
ビームは、使い慣れた2mにします。
広場の左端を予測して、出発します。
●たどる手がかりが無いので、ビームも白杖も振って、探します。
端を感じたので、一歩ごとに、方向を修正します。
●ビームで、たどるので、白杖を振るのは止めます。
★たどる手がかりは、一度に一つです。
●ビームを左に向けた時、空間が開いてたので、通路だと判断します。
●白杖を足元にそろえてから、向きを変えて、見落としを無くします。
誘導ブロックに従っているわけではありません。
白杖は、鉛筆持ちをしています。
順手に持ってもかまいません。
●大切なことは、白杖もビームも、正確に向けることです。
●このため、姿勢をよくして、脇をしめます。
白杖が、誘導ブロックの出っ張りに、突っかかります。
●白杖は、体の横で、上に逃がします。
★体の中央で構えるのは避けます。
道が分かったので、ビームを、一番長い4mにします。
●小さな子供をビームで感じて、止まります。
子供も、脇に避けました。
★白杖は振ってないので、脇の子供をたたかずにすみます。
●低い物を見つけるため、路面を感じるギリギリまで、ビームを下げます。
●誘導ブロックがあれば、使いますが、白杖で伝います。
★足で踏んでからでは遅い危険もあります。
●手がかりがない十字路では、今まで歩いてきた方向を、保ちます。
●ゆっくり歩く人は、追い越して、避けます。
★高齢者に当たったり、白杖を引っ掛けると大変です。
●近づくほど、振動が変わるので、それに合わせて、避けます。
変わるのは、4m、3m、2m、1.4m、1m、70センチ、40センチです。
人を追い抜くと、前からも数人やってきて、ぎりぎり、避けます。
ビームを振りながら、左端を歩きます。
●ビームの振りは、手の振りに合わせています。
●白杖は、足が進む幅を、前に滑らせます。
●杖先を浮かしぎみにすると、楽に滑ります。
★白杖で、注意することは、違う向きに向けること、必要以上に振ること、杖先が路面から離れること、です。
携帯で話しながら歩く人が、正面から来ます。
★白杖に気付かない人は、自分で避けるしかありません。
ビームで、交差する道の空間を見つけます。
●足を導くように、白杖を、右に滑らせます。
●パームソナーを付けた手も、脇をしめて、正確に向けます。
対角に向かってから、右の道に曲がっていきます。
道の右端をビームで感じます。
側溝との境を、白杖で感じます。
足をそろえて、方向を変えます。
●パームソナーが右手だと、右端に沿って歩くのが楽です。
●看板と自転車を、ビームで沿いながら、進みます。
●人を避けるのも、要領は同じです。
自転車が続きます。
★白杖は、大きく振りませんし、突いたり、たたかないので、車輪などに、挟まれにくくなります。
音で、通りが近いことが分かったので、狭い歩道に備えます。
速度を落とした機会に、ビーム長さを2mに下げます。
●下は仮鋪装ですが、白杖が滑べる後を追いながら、足を進めます。
●杖先が、突っかかりにくいパームチップだから、滑ります。
左に来る自転車を避けながら、右に向かいます。
白杖が、角の看板をとらえます。
二つ折りの看板を、角に置くのが原因です。
いったん左に避けますが、右足が、看板の足に引っ掛かります。
バス停とコーンで、道が狭くなっている所に、人が集中して、立ち往生します。
●狭い空間を抜けるため、ビーム長さを1.4mに下げます。
●低い障害物は、チラチラと振動を感じます。
声で、人がいることが分かったので、ビームで確認しながら、進みます。
向かってくる人は、避けてくれます。
ビームは、左右に振り向けて、左右との距離を保ちます。
誘導ブロックの、谷の部分が分かるなら、白杖をそのまま滑らせます。
谷が分かりにくいなら、左右に振ります。
★この出っ張りは、本来、白杖向きではありません。
交差点まで歩きます。
広い道に曲がるため、ビーム長さを2mに上げます。
★ベビーカーが来ますが、小回りできないし、大切なので、こちらが避けます。
手がかりが無くなったので、ビームも白杖も振り続けます。
●側溝があったので、白杖で、路面と往復させて、たどります。
●パームチップは、荒さの違いが分かります。
低い看板を、白杖でとらえます。
●下は、白杖の担当です。
看板が続くので、端をたどります。
本来の道の端を確認するため、真横にも向けます。
★手を使うので、自由な方向を確認できます。
端をたどるには、長いビームが有利ですが、人が多いので、一つ短かい2mビームを使います。
●ビームで、自動車を感じます。
●近くで、エンジン音を、確認します。
●ビームで側面を確認して、去ったのを知ります。
はみだした自転車を、大きく避けます。
●店先に下がっている提灯も、ビームなら分かります。
人が少なくなったので、ビーム長さを4mに上げます。
自動車が曲がって来ます。
●長いビームだと、近づく自動車が、早く分かります。
歩いた距離と、広さから、十字路に戻ってきたと判断します。
白杖を足元に立てて、止まります。
注意
安全を保証する内容ではありません。
ご自分の判断と責任で歩いてください。
内容が正当なのは、
とりあげた条件の場合だけです。
許可無い引用などを禁止します。
コピーライト テイクス社 2010
練習ガイド
パームソナーとパームチップ
パームソナーは、2つの穴のあるのが前です。
手のひらに収まる大きさです。
バンドを付けています。
後ろ面に、電池室があります。
電池が入っていないと、電池室の引戸は、楽に動きます。
コイン型リチウム電池CR2032を使います。
電池は、正しい方向にしか入りません。
電池室の引戸は、突起の部分を押して、開け、閉め、してください。
バンドを手のひらに通してから、マジックテープの位置を調整してください。
購入して、位置が決まったら、余分なマジックテープを切ってください。
使い初めの、練習の仕方を紹介します。
支援者は、手をとって、動作を伝えてください。
白杖を持つ手を聞いて、反対の手を出してもらいます。
「パームソナーは、これです」と言って、手のひらに付けてしまいます。
そのまま手渡すと、つまんでしまい、向きを間違えます。
とりあえず、白杖を持たずに、置いておきます。
後で使うため、椅子を重ねて置いています。
反対の手の指を誘導して、長さ方向をなぞります。
「一つの穴から、長さ方向に、超音波が出ます。」
「物に当たると、もう一方の穴に戻ってきて、
穴に入ると、本体が振動します。」
「ビームは、穴が並ぶ方向に、広くなります。」
「直角の方向には、狭くなります。」
「手のひらに付けてしまうので、指が自由に使えますから、手をふさぎません。」
細長いスイッチボタンが、パネルの中央にあります
スイッチボタンの前側と後側が、押せます。
押してから、離すタイミングで決まります。
ビーム長さなどはパネルに書いてあります。
固定バンドの上から押せます。
スイッチの前側を、長く押し続けると、短い振動が2回でた後に、連続振動がでます。
その時、離すと、止まります。
トン、トン、トトト
押して、すぐ離すと、4mが始まります。
押す
反対の手を掴んで、ビームに当てて、振動を感じてもらいます。
手をさわっていれば、振動が伝わります。
1回目の後なら70センチが始まります。
トン
反対の手を伸ばして、ビームに当てて、長さを感じてもらいます。
70センチより離れると、振動が止み、70センチより近づくと、振動します。
ビームが正しく向けられている場合だけです。
2回目の後なら40センチが始まります。
トン、トン
手で、長さを感じてもらいます。
スイッチの後側を、同様に押し続けると、短い振動が3回でます。
トン、トン、トン
押して、すぐ離すと、1mが始まります。
押す
ビームを床に向けて、自分の身長と比べてもらいます。
「ここから振動しますから、ここが1メートルです。」
1回目の後なら1.2mが始まります。
トン
ビームを床に向けて、「ここが1.2メートルです。」
2回目の後なら1.4mが始まります。
トン、トン
ビームを床に向けて、「ここが1.4メートルです。」
3回目の後なら2mが始まります。
トン、トン、トン
スイッチの後側を押して、1.4メートルより長いなら、それは2メートルです。
どの長さで動いていても、止まっていても、
スイッチの前側を押して、連続振動で離すと、電源が切れます。
トン、トン、トトト
穴に手をかざして、確認します。
たまに、自分の体や路面などに向けて、振動するタイミングがずれるなら、誤動作しているか、電池寿命です。
白杖を使って、物の方向を探してみます。
例えば1メートルのビームを出して、長さを確認します。
白杖の端を右手に持って、垂直に立てて、手を伸ばします。
パームソナーの2つ穴を上下に並べて、構えます。
左右に狭いビームに向きます。
白杖の中ごろに、ビームを向けると、振動します。
左か右に向けると、振動が止まります。
振動する方向の中央に、白杖があります。
、トトト、
手を伸ばすと、方向が定まらなくなります。
脇があいてしまうからです。
脇を閉めて、腰骨を基本にして、前あたりで構えてください。
手首から先を動かして、ビームを左右に向けます。
体の前方の左側に、重ねた椅子を置きます。
ビームを向けると、左側で振動を感じますが、右側では感じません。
右に避けます。
足を踏み出す場所を、白杖で確認してから、移動します。
体の前方に、ビームを向けて、確認です。
外の体験では、安全な場所を選びます。
白杖を振らなくていい場所が楽です。
一緒に歩きながら、周辺を説明して、ビームの反応と比べます。
路面と側溝の境を、白杖で、たどります。
車止めで、止まります。
盛り上がった路面のラインに沿って、白杖を滑らせます。
危険なら、声をかけます。