1. 内容 「パームソナー」 CD 2010.09
2.商品紹介
3.[実例]東京の下町歩き(動画)
4.[実例]動作とその理由(動画)
5.練習ガイド(動画)
6.取扱説明書
7.仕様書
8.保証書文
9.傘グリップ
10.パームチップ

●音声は、音楽プレーヤで再生できます。動画やTEXTなどは、パソコンで右クリックしてから、「開く」をクリックすると、ファイルを選べます。
●「部品や修理」、「よくある質問など」が、ホームページ(palmsonar.com/jp)にあります。
●パームソナーを使う人、およびに、支援する人は、この「パームソナー」を理解し、かつ、実行したい人に限ります。




  2. 商品紹介

パームソナー 周囲が分かれば、安心で安全に歩けます

●手のひらに装着する超音波ビーム振動式の電子式歩行補助具です。白杖とは反対の手で使います。
●周囲が分かれば、電柱や看板や放置自転車などを避けながら、人に触れずに、壁や塀などをたどって、安心で安全に歩けます。実例をナレーション付きの動画で紹介しています。さらに、人や目標物を探したり、電車の到着を確認したり、空いた席を見つけたり、病院などの職場で移動したり、応用は広がります。
●超音波のビームが出て、物に当たると、本体が振動します。杖のように、周囲に振り向けると、物がある空間と、無い空間が分かります。物が無い方向へ歩いて、物があれば、方向を変えたり、止まります。
●方向が分かるのは、白杖と同じように、手を使うからです。両手で分担するから、区別するのが楽です。個人差や練習方法によりますが、数週間から数カ月ほどで慣れて、数年かけて上達するようです。
●白杖と同様に、確認したい場所を、自分で確認するのに使う道具です。誘導してくれたり、公共施設に依存する装置ではないので、ご自分の判断と責任で行動したい人に役立ちます。
杖先のパームチップ●白杖は、本来の目的である、足元に専念できます。足が進む幅だけ振ればいいので、楽ですし、大きく振らなければ、人や自転車などに引っ掛けられる恐れも少なくなります。さらに、杖先を、突っかかりにくい
パームチップ(姉妹品)にすれば、常に路面に接してられるので、より簡単で、より安全になります。路面の状態(荒さ、水たまりなど)も分かります。

パームソナー PS231-8パームソナー本体手のひらに付けたパームソナー
●小さくて、手のひらにバンドで固定します。指が自由で、手をふさぎません。幅31ミリ、厚さ20ミリ、長さ77ミリ、電池込みの重さ40グラムです。
●ビームの形は、2つの穴が並ぶ方向に広く60°、その直角に狭く30°です。
●ビーム長さ7段に選択;0.4m、0.7m、1m、1.2m、1.4m、2m、4mです。
●振動は、距離で7段階に変わります。鋭くて分かりやすい電磁石式です。
●防滴型なので、雨でも壊れませんし、丈夫です。
●リチウム電池CR2032(コイン電池)1つで、1日2時間で2週間以上は使えます。百円ショップにあり、予備を携行でき、乾電池と同じに捨てられます。
●練習の手引きとなるCDには、音声(音楽プレーヤなどで再生)とともに、支援者とともに動作を学べる動画(パソコンなどで再生)も入れます。
●一般的な折り畳み傘に、
傘グリップ(オプション)を付けると、パームソナーと一緒に持てます。
●税込み79,000円:内容は、固定バンドつき本体、音声CD(動画入り)、墨字の取扱説明書(仕様書と保証書つき)、約1年分の電池20個、メーカー1年保証です。




  3. [実例]東京の下町歩き(動画)

東京の下町歩き
パームソナーを使う実例を紹介します。
白杖の杖先は、パームチップです。
地元の駅前の広場から、柵で囲われた4メートル幅くらいの通路に入ります。
小さな子供に当たりそうでしたが、お互いに避けました。
子供を注意してくれます。
誘導ブロックを伝っていきます。
十字路に来て、誘導ブロックが終わります。
この先を一周します。
並んで歩いている二人を右に抜きます。
商店街の左側を歩きます。
前からくる人の、真ん中を通り抜けます。
交差している道を、右に曲がります。
看板と自転車が続きます。避けて歩きます。
右の店から、人が出てきました。左に避けました。
自転車が両側から大きく出っ張ってきたので、中央まで来ます。
バイクを出そうとする人がいます。
速度を落として、左に避けます。
下は仮鋪装になってます。
自転車が来て、それを右に避けますが、すぐ角の看板に、白杖が当たり、足も引っ掛けます。
歩道で曲がると、左に、バス停があります。
並んでいた女性が近付きます。
右にある工事用のコーンに当たりそうになります。
次の道を、曲がります。
前から、ベビーカーが通り過ぎます。
電柱の前にある低い看板に、白杖が当たります。
看板が続きます。なるべく右側に寄って、歩きます。
自転車や人が通り過ぎます。
車が来たので、止まって、右に寄ります。
車が去ったので、歩き出します。
はみだした自転車を、避けて、歩きます。
自動車が曲がって来たので、避けます。
これで、一周できました。

「動作とその理由」の動画を参考にして下さい。

注意
安全を保証する内容ではありません。
ご自分の判断と責任で歩いてください。

内容が正当なのは、
とりあげた条件の場合だけです。
許可無い引用などを禁止します。
コピーライト テイクス社 2010




  4. [実例]動作とその理由(動画)

動作と、その理由の動画です。
支援者と確認しあってください。
パームソナーを、パームチップを付けた白杖と、両手で分担する方法です。
従来の方法とは、違うことが多いので、混用しないでください。
地域差や個人差があります。
この方は、左手に白杖、右手にパームソナーです。
頭の中で、道順を組み立てます。
ビームは、使い慣れた2mにします。
広場の左端を予測して、出発します。
●たどる手がかりが無いので、ビームも白杖も振って、探します。
端を感じたので、一歩ごとに、方向を修正します。
●ビームで、たどるので、白杖を振るのは止めます。
★たどる手がかりは、一度に一つです。
●ビームを左に向けた時、空間が開いてたので、通路だと判断します。
●白杖を足元にそろえてから、向きを変えて、見落としを無くします。
誘導ブロックに従っているわけではありません。
白杖は、鉛筆持ちをしています。
順手に持ってもかまいません。
●大切なことは、白杖もビームも、正確に向けることです。
●このため、姿勢をよくして、脇をしめます。
白杖が、誘導ブロックの出っ張りに、突っかかります。
●白杖は、体の横で、上に逃がします。
★体の中央で構えるのは避けます。
道が分かったので、ビームを、一番長い4mにします。
●小さな子供をビームで感じて、止まります。
子供も、脇に避けました。
★白杖は振ってないので、脇の子供をたたかずにすみます。
●低い物を見つけるため、路面を感じるギリギリまで、ビームを下げます。
●誘導ブロックがあれば、使いますが、白杖で伝います。
★足で踏んでからでは遅い危険もあります。
●手がかりがない十字路では、今まで歩いてきた方向を、保ちます。
●ゆっくり歩く人は、追い越して、避けます。
★高齢者に当たったり、白杖を引っ掛けると大変です。
●近づくほど、振動が変わるので、それに合わせて、避けます。
変わるのは、4m、3m、2m、1.4m、1m、70センチ、40センチです。
人を追い抜くと、前からも数人やってきて、ぎりぎり、避けます。
ビームを振りながら、左端を歩きます。
●ビームの振りは、手の振りに合わせています。
●白杖は、足が進む幅を、前に滑らせます。
●杖先を浮かしぎみにすると、楽に滑ります。
★白杖で、注意することは、違う向きに向けること、必要以上に振ること、杖先が路面から離れること、です。
携帯で話しながら歩く人が、正面から来ます。
★白杖に気付かない人は、自分で避けるしかありません。
ビームで、交差する道の空間を見つけます。
●足を導くように、白杖を、右に滑らせます。
●パームソナーを付けた手も、脇をしめて、正確に向けます。
対角に向かってから、右の道に曲がっていきます。
道の右端をビームで感じます。
側溝との境を、白杖で感じます。
足をそろえて、方向を変えます。
●パームソナーが右手だと、右端に沿って歩くのが楽です。
●看板と自転車を、ビームで沿いながら、進みます。
●人を避けるのも、要領は同じです。
自転車が続きます。
★白杖は、大きく振りませんし、突いたり、たたかないので、車輪などに、挟まれにくくなります。
音で、通りが近いことが分かったので、狭い歩道に備えます。
速度を落とした機会に、ビーム長さを2mに下げます。
●下は仮鋪装ですが、白杖が滑べる後を追いながら、足を進めます。
●杖先が、突っかかりにくいパームチップだから、滑ります。
左に来る自転車を避けながら、右に向かいます。
白杖が、角の看板をとらえます。
二つ折りの看板を、角に置くのが原因です。
いったん左に避けますが、右足が、看板の足に引っ掛かります。
バス停とコーンで、道が狭くなっている所に、人が集中して、立ち往生します。
●狭い空間を抜けるため、ビーム長さを1.4mに下げます。
●低い障害物は、チラチラと振動を感じます。
声で、人がいることが分かったので、ビームで確認しながら、進みます。
向かってくる人は、避けてくれます。
ビームは、左右に振り向けて、左右との距離を保ちます。
誘導ブロックの、谷の部分が分かるなら、白杖をそのまま滑らせます。
谷が分かりにくいなら、左右に振ります。
★この出っ張りは、本来、白杖向きではありません。
交差点まで歩きます。
広い道に曲がるため、ビーム長さを2mに上げます。
★ベビーカーが来ますが、小回りできないし、大切なので、こちらが避けます。
手がかりが無くなったので、ビームも白杖も振り続けます。
●側溝があったので、白杖で、路面と往復させて、たどります。
●パームチップは、荒さの違いが分かります。
低い看板を、白杖でとらえます。
●下は、白杖の担当です。
看板が続くので、端をたどります。
本来の道の端を確認するため、真横にも向けます。
★手を使うので、自由な方向を確認できます。
端をたどるには、長いビームが有利ですが、人が多いので、一つ短かい2mビームを使います。
●ビームで、自動車を感じます。
●近くで、エンジン音を、確認します。
●ビームで側面を確認して、去ったのを知ります。
はみだした自転車を、大きく避けます。
●店先に下がっている提灯も、ビームなら分かります。
人が少なくなったので、ビーム長さを4mに上げます。
自動車が曲がって来ます。
●長いビームだと、近づく自動車が、早く分かります。
歩いた距離と、広さから、十字路に戻ってきたと判断します。
白杖を足元に立てて、止まります。

注意
安全を保証する内容ではありません。
ご自分の判断と責任で歩いてください。

内容が正当なのは、
とりあげた条件の場合だけです。
許可無い引用などを禁止します。
コピーライト テイクス社 2010




  5. 練習ガイド(動画)


練習ガイド
パームソナーとパームチップ
パームソナーは、2つの穴のあるのが前です。
手のひらに収まる大きさです。
バンドを付けています。
後ろ面に、電池室があります。
電池が入っていないと、電池室の引戸は、楽に動きます。
コイン型リチウム電池CR2032を使います。
電池は、正しい方向にしか入りません。
電池室の引戸は、突起の部分を押して、開け、閉め、してください。
バンドを手のひらに通してから、マジックテープの位置を調整してください。
購入して、位置が決まったら、余分なマジックテープを切ってください。

使い初めの、練習の仕方を紹介します。
支援者は、手をとって、動作を伝えてください。
白杖を持つ手を聞いて、反対の手を出してもらいます。
「パームソナーは、これです」と言って、手のひらに付けてしまいます。
そのまま手渡すと、つまんでしまい、向きを間違えます。
とりあえず、白杖を持たずに、置いておきます。
後で使うため、椅子を重ねて置いています。
反対の手の指を誘導して、長さ方向をなぞります。
「前の穴から、長さ方向に、超音波が出ます。」
「物に当たると、反射して、戻ってきて、
穴に入ると、本体が振動します。」
「ビームは、穴が並ぶ方向に、広くなります。」
「直角の方向には、狭くなります。」
「手のひらに付けてしまうので、指が自由に使えますから、手をふさぎません。」

細長いスイッチボタンが、パネルの中央にあります
スイッチボタンの前側と後側が、押せます。
押してから、離すタイミングで決まります。
ビーム長さなどはパネルに書いてあります。
固定バンドの上から押せます。
スイッチの前側を、長く押し続けると、短い振動が2回でた後に、連続振動がでます。
その時、離すと、止まります。
トン、トン、トトト
押して、すぐ離すと、4mが始まります。
押す
反対の手を掴んで、ビームに当てて、振動を感じてもらいます。
手をさわっていれば、振動が伝わります。
1回目の後なら70センチが始まります。
トン
反対の手を伸ばして、ビームに当てて、長さを感じてもらいます。
70センチより離れると、振動が止み、70センチより近づくと、振動します。
ビームが正しく向けられている場合だけです。
2回目の後なら40センチが始まります。
トン、トン
手で、長さを感じてもらいます。

スイッチの後側を、同様に押し続けると、短い振動が3回でます。
トン、トン、トン
押して、すぐ離すと、1mが始まります。
押す
ビームを床に向けて、自分の身長と比べてもらいます。
「ここから振動しますから、ここが1メートルです。」
1回目の後なら1.2mが始まります。
トン
ビームを床に向けて、「ここが1.2メートルです。」
2回目の後なら1.4mが始まります。
トン、トン
ビームを床に向けて、「ここが1.4メートルです。」
3回目の後なら2mが始まります。
トン、トン、トン
スイッチの後側を押して、1.4メートルより長いなら、それは2メートルです。
どの長さで動いていても、止まっていても、
スイッチの前側を押して、連続振動で離すと、電源が切れます。
トン、トン、トトト
穴に手をかざして、確認します。
たまに、自分の体や路面などに向けて、振動するタイミングがずれるなら、誤動作しているか、電池寿命です。

白杖を物に見立てて、物の方向を探してみます。
例えば1メートルのビームを出して、長さを確認します。
白杖の端を右手に持って、垂直に立てて、手を伸ばします。
パームソナーの2つ穴を上下に並べて、構えます。
左右に狭いビームに向きます。
白杖の中ごろに、ビームを向けると、振動します。
左か右に向けると、振動が止まります。

●ビームの形や方向は、常に、意識してください。
●振動が止まったビームの端が、物の端です。
★ビームの角度は30°ほどですが、細く、小さい物ほど、感じる角度は狭くなります。

★手を伸ばすと、方向が定まらなくなります。
脇があいてしまうからです。
●脇を閉めて、腰骨を基本にして、前あたりで構えてください。
●手首から先を動かして、ビームを左右に向けます。

移動の基本動作です。
体の前方の左側に、重ねた椅子を置きます。
ビームを向けると、左側で振動を感じますが、右側では感じません。
●ビームを振る範囲は、歩ける空間、つまり、左と右にある物の端までです。
右に避けます。
足を踏み出す場所を、白杖で確認してから、移動します。
●物というより、歩ける空間を探します。
慣れるまで、練習してください。

実際の歩きは、実例をもとにした「動作とその理由」の動画を参考にして下さい。




  6. 取扱説明書


(1) 各部の説明 (2) 電池交換 (3) スイッチ (4) 装着用品 (5) 手入れ (6) 警告と注意 (7) 調子が悪い時

 (1) 各部の説明後ろ面の電池室とコイン電池手のひらに付けたパームソナー
●手のひらに入るほどの細長い本体で、2つの穴がある方が前で、その一方の穴から、本体の長さ方向に、超音波が出て、物に当たって返ってきた超音波が、他方の穴に入ると、本体が振動します。
●本体の平らな面がパネルで、その中央に、細長いスイッチボタンがあります。後ろ面に、電池室があります。
●標準の固定バンドで、 左右どちらかの、手のひらに付けて、杖のようにビームを空間に振り向けて使います。使い方は、
練習ガイドで身に付けてください。路面は白杖で確認します。ご自分の判断と責任で使ってください。

 (2) 電池交換
●コイン型リチウム電池CR2032を使います。電池名はパネルに書かれています。
●電池室は後ろ面の溝の底にあって、突起のついた引き戸が、溝に沿って、ストラップの結び目とは反対方向に開きます。
●電池を入れるには、引き戸を開けて、電池を差し込み、引き戸の突起を押しつけながら、閉めてください。電池は、正しい方向にしか入りません。電池を取り出すには、引き戸の突起を押しつけながら、開けてください。

 (3) スイッチ
●細長いスイッチボタンが、パネルの中央にあります。押してから、離すタイミングで決まります。固定バンドの上から押せます。選べるビーム長さなどはパネルに書いてあります。
●スイッチの前側をクリック感があるまで優しく押して、そのまま長く押し続けると、短い振動が2回でた後に、トトトという連続振動がでます。1回目の前に離すと4m、1回目の後なら0.7m、2回目の後なら0.4mが始まり、連続振動で離すと電源が切れます。
●スイッチの後側を、同様に押し続けると、短い振動が3回でます。1回目の前に離すと1m、1回目の後なら1.2m、2回目の後なら1.4m、3回目の後なら2mが始まります。
●穴に手をかざして、確認してください。ビームを体や路面に向ければ、自分との比較で、ビーム長さを確認できます。

 (4) 装着用品
●ストラップは、揺れが少ないゴム製です。結び目は、引き戸の抜け止めにもなっています。
●固定バンドで、マジックテープの位置を選らんだら、余分を切り取ってください。輪になった部分が、本体の前から押し込まれています。本体の保護などの役割もあります。パームソナーの上から握る傘グリップ付き傘
●傘には、オプションの
傘グリップを付けて、パームソナーの上から握ってください。付けるには、自分にあったネジ式グリップの傘(一般的な折り畳み傘)を選んで、グリップを回して外して、付け替えてください。シャフトを延長できるので、正しく構えられます。グリップはクッションなので、余計な振動を拾いません。グリップは回るので、ビームの振り向けを邪魔しません。
穴を開けた手袋から出すパームソナーの先●手袋には、穴を開けて、パームソナーの先をその穴から出してください。革かフリース素材なら、ほどけません。穴を開けるには、パームソナーを付けた上から手袋をはめて、四角く突き出した部分の内側を、小さめにハサミで切り、先を強く押し込んでください。

 (5) 手入れ
●電池は、トットットッ、という振動がでてきたら、電池寿命の警報です。古い電池は、乾電池と同じコイン電池として(ボタン電池とは別です)、各自治体の方法で廃棄してください。
●長く使わないなら、電池を取り出してください。
●穴に水が入ったら、強く振って、水を切ってください。ドライヤーや、温度の上がる場所に置かないでください。
●深さ25ミリの穴の底に、鼓膜に似た超音波素子があります。ほこりがたまるので、綿棒に水をつけ、自分の耳のように優しく掃除してください。強く押すと破れます。
●本体は、布で拭いてください。
●固定バンドとストラップが古くなったら、販売店で取り寄せて、ご自分で交換してください。

 (6) 警告と注意
●電池に関しては、子供の手の届く所に置かないでください。裸のままで放置、充電、分解、加熱、火や水に入れないでください。指定のCR2032以外は、使わないでください。
●強力な磁石を使っているので、磁気テープやカードや切符などに近づけないでください。

 (7) 調子が悪い時
●スイッチを押す手順は正しいか、確かめてください。穴から、超音波のチチチ音が出ているか、確かめてください。超音波は弱いので、安全です。電池が入っているか、確かめてください。新しい電池に交換してください。本体が冷えていれば、暖めてください。穴の前に、指やストラップなどがないか、穴の中にゴミがないか、確かめてください。穴を掃除してください。
●どこかの超音波で、誤動作することがあります。超音波を出す信号機や、自動車のバックソナーがあります。大きな騒音には、超音波が入っていることがあります。短いビームほど誤動作しにくいので、臨時に、短いビームを使ってください。
●上で述べた全ての可能性を調べた後で、販売店へ連絡し、修理が必要かどうかなどを相談してください。費用などは、ホームページにある「部品や修理」の資料に載せています。



  7. 仕様書


名称は、パームソナー。型式は、PS231-8。機能は、手のひらに装着する超音波ビーム振動式の電子式歩行補助具。用途は、視覚障害者の一人歩き。
保存温度は、ー20℃から+50℃まで。耐衝撃性は、高さ1.5mからコンクリート床への落下まで。耐水性は、防滴型。使用気温は、ー10℃から+50℃まで、ただし電池まわりは手で暖められていること。
本体は、幅31ミリ、厚さ20ミリ、長さ77ミリ、電池込みの重さ40グラム。
ビームの長さは、0.4m、0.7m、1m、1.2m、1.4m、2m、4m。
感度は、80センチ先で、直径2ミリの棒を感知。ビームの形は、穴の並び方向に60°、その直角方向に30°。
振動は距離で7段階に変化して、4mから3mまで10ヘルツ、それから2mまで15ヘルツ、それから1.4mまで21ヘルツ、それから1mまで31ヘルツ、それから0.7mまで46ヘルツ、0.7mから0.4mまで断続5ヘルツ、0.4mより近くは断続13ヘルツ。
超音波の周波数は、40キロヘルツ。1秒あたりの送信の頻度は、近くで16回、遠くで11回。
リチウム電池CR2032(コイン電池)を1個使用。消費電流は5mAから8mA、待機電流は0.05mA以下。電池寿命の警報は、トットットッ、という振動。
ボディ材質は、ポリカーボネイト。鉛セラミクスの超音波素子、鉛ハンダ、塩化ビニルを使用。日本製。仕様や外観は、予告無く変更する場合があります。




  8. 保証書文


本体の製造不良を1年間メーカー修理します。修理代と、ご使用者への送料が無料です。本文の「調子が悪い時」を必ず確認のうえ、販売店へ連絡してから、購入の年月日と販売店が分かる資料と一緒に、メーカーへ送ってください。保証は日本国内においてのみ有効です。
型式 PS231-8
製造番号
購入の年月日と販売店
テイクス社
ホームページ palmsonar.com/jp




  9. 傘グリップ
傘グリップ

●パームソナーの上から握れる、傘のグリップです。シャフト部が長さを延長して、クッション部が回るグリップになります。
●全長25センチ、直径3.5センチで、重さ90グラムです。ネジ穴は、M14です。
●シャフト部はABSプラスチック、クッション部は発泡合成ゴムです。
●使い方は;中指と薬指でクッション部の底を握り、スイッチあたりにクッション部の側面を当て、親指で一緒に握って、傘のシャフトを肩に当てて保持してください。




  10. パームチップ

杖先のパームチップ
●パームチップは突っかかりにくい杖先(チップ)です。頭と首をクッションでつなぐ構造で、突っかかりで頭が揺れて、突起を乗り越えます。
●溝にはまりにくい太い40ミリ、全長は55ミリ、軽い20グラムです。
●頭は、滑りがよく、ナイロンの数倍は長持ちする超ポリマー製です。首は、弾力あるナイロン製です。クッションは、丈夫な発泡合成ゴムです。
●(PT411-12)直径12ミリから12.7ミリのシャフト用。細めのカーボンの白杖に最適です。(PT411-12.7)直径12.7ミリから13ミリのシャフト用。主なアルミ軽合金の白杖に合います。
●持つ向きをたまに回しながら使ってください。角が平均して削れて、長持ちします。
●折りたたみ白杖をたたむ時は、チップと反対側にゴムをかけてください。
●白杖は、脇の下に収まる長さが、お勧めです。身長170センチの方なら、長さ127センチくらいです。短く使いたい時は、短く持ちます。

 装着方法
●古い杖先を外すには:杖先を、左回り(時計と反対向き)にネジりながら、シャフトから引き抜いてください。ゴム手袋を使えば、滑らずに力が入ります。外しにくい時は、お湯(風呂くらいの温度でよい)に浸けておいたり、プライヤー(管などを噛む工具)を使ってください。パームチップなら、首の付け根を握ってください。
●装着するには:首の穴にシャフトの先をネジ入れてから、固い床に押しつけて、入り方を確認しながら、少しづつ、体重をかけてください。寒い時は、お湯で暖めてください。ゆるいなら、粘着テープ(反射テープやアルミテープがいいが、硬めのテープならよい。柔らかいビニルテープは不向き。)をシャフトに数回ほど巻いてから、入れ直してください。



Copyright テイクス社 2010
以上です。