製品マニュアル パームソナー PS231-7

目次は 製品の要点取扱説明持ち方 スイッチ 電池交換 装着用品 手入れ 警告と注意 調子が悪い時 ビームに慣れる)、仕様書保証書文

製品の要点
 前にある2つの穴から出る偏平な超音波ビームが、物に当たると、本体が振動します。手のひらに付けて、離れた物を感じる、空中の杖として使います。路面の確認には使えません。
 使い方は、入門ガイドで練習してください。ご自分の判断と責任で使ってください。
手のひらにつけたパームソナーパームソナーと固定バンドと電池後ろ面の電池室とコイン電池パームソナーの上から、傘グリップ付きの傘を持つ写真穴あき手袋をしたパームソナー


取扱説明
持ち方
 白杖とは別の手に、ストラップをして、固定バンドを通して、穴を前にして、手のひらに収めてください。

スイッチ
 細長いスイッチボタンが、パネルの中央にあります。電池は、後ろ面の引き戸を確認して、無ければ、入れてください。
 スイッチの前側クリック感があるまで優しく押して、そのまま長く押し続けると、短い振動が2回でた後に、トトトという連続振動がでます。離すタイミングで、ビーム長さと作動を選びます。1回目の前に離すと4m、1回目の後なら0.5m、2回目の後なら0.3mが始まり、連続振動で離すと電源が切れます。穴に手をかざして、動作を確認してください。
 スイッチの後側を、同様に押し続けると、短い振動が3回でます。1回目の前に離すと1m、1回目の後なら1.2m、2回目の後なら1.4m、3回目の後なら2mが始まります。

電池交換
 電池室は後ろ面の溝の底にあって、突起のついた引き戸が、溝に沿って、ストラップの結び目とは反対方向に開きます。
 電池を入れるには、引き戸を開けて、電池を差し込み、引き戸の突起を押しつけながら、閉めてください。電池は、正しい方向にしか入りません。電池を取り出すには、引き戸の突起を押しつけながら、開けてください。
 トットットッ、という振動がでてきたら、電池寿命の警報です。新しいコイン型リチウム電池CR2032に交換してください。電池名はパネルに書かれています。
 古い電池は、乾電池と同じコイン電池として(ボタン電池とは別の分類です)、各自治体の方法で廃棄してください。
 長く使わないなら、電池を取り出してください。

装着用品
 ストラップを手首にかけてください。揺れが少ないゴム製です。結び目は、引き戸の抜け止めにもなっています。
 固定バンドで、手のひらに付けてください。マジックテープの位置を選らび、余分を切り取ってください。輪になった部分が、本体の前から押し込まれています。本体の保護などの役割もあります。
 雨の時は、付属の傘グリップを付けた傘をパームソナーの上から持ってください。付けるには、自分にあったネジ式グリップの傘(一般的な折り畳み傘)を選んで、グリップを回して外して、付け替えてください。
 寒くて手袋をする時は、パームソナーの上から穴あき手袋をしてください。作るには、パームソナーを持った上から、自分にあった、革かフリース素材の手袋をはめて、四角く突き出した部分の内側を、小さめにハサミで切り、先を強く押し込んでください。

手入れ
 穴に水が入ったら、強く振って、水を切ってください。ドライヤーや、温度の上がる場所に置かないでください。
 深さ25ミリの穴の底に、鼓膜に似た超音波素子があり、ほこりがたまるので、綿棒に水をつけ、自分の耳のように優しく掃除してください。強く押すと破れます。
 本体は、布で拭いてください。
 固定バンドストラップが古くなったら、販売店で取り寄せて、ご自分で交換してください。

警告と注意
 電池に関しては、子供の手の届く所に置かないでください。裸のままで放置、充電、分解、加熱、火や水に入れないでください。指定のCR2032以外は、使わないでください。
 磁気テープやカードや切符などに近づけないでください。

調子が悪い時
 スイッチを押す手順は正しいか、確かめてください。穴から、超音波のチチチ音が出ているか、確かめてください。電池が入っているか、確かめてください。新しい電池に交換してください。本体が冷えていれば、暖めてください。穴の前に、指やストラップなどがないか、穴の中にゴミがないか、確かめてください。穴を掃除してください。
 どこかの超音波で、誤動作することがあります。感度が低い、より短いビームで使ってください。超音波を出す信号機や、自動車のバックソナーがあります。大きな騒音には、超音波が入っていることがあります。
 上で述べた全ての可能性を調べた後で、販売店へ連絡し、修理が必要かどうかなどを相談してください。費用や送り方などは、メンテナンス(部品、修理、整備かバージョンアップ、送り方)の資料に載せています。

ビームに慣れる
ビームの性質は波です。大切なことは、波は確認しながら使うことです。
 原理はエコーです。超音波を短い時間だけ出して、直進して、物に反射して、返ってくる時間で、距離が分かります。往復の超音波をビームと呼んでいます。穴に耳を近づけると、超音波がチチチ音で聞こえます。安全です。
 ビームの形は、2つの穴が並ぶ方向に広く60°、その直角方向に狭く30°です。反射の強さは、物の大きさや材質、当たる角度などで決まるので、感知する幅はそれより狭くなります。遠くほど先細りしています。
 遠くから50センチまでは振動のスピードが速くなり、それから5センチまでは振動のリズムが速くなります。振動の仕方は距離だけで決まり、物の大きさや、反射の強さは関係しません。
 近くは、上下左右に動かしてください。真横を確認するには、手を引いてください。距離を確認するには、前後に動かしてください。遠くへは、向きを回してください。
 ビームが面に直角に当たらないと、反射が元に戻ってきません。大きく動かして、反射を見つけてください。
 戻ってくる超音波を待たないと、感知できませんので、適度な速さで振り向けてください。
 反射を繰り返したり、波が打ち消し合うと、動作を誤ります。特に近くで、起きがちです。疑いがあるなら、大きく動かして、正常な反射を受けてください。

仕様書
名称は、パームソナー。型式は、PS231-7。機能は、超音波ビームによる空中の杖。用途は、視覚障害者の動作判断の補助。保存温度は、ー20℃から+50℃まで。耐衝撃性は、高さ1.5mからコンクリート床への落下まで。耐水性は、防滴型。使用気温は、ー10℃から+50℃まで、ただし電池まわりは手で暖められていること。本体は、幅20ミリ、高さ31ミリ、長さ77ミリ、電池込みの重さ40グラム。ビームの長さは、0.3m、0.5m、1m、1.2m、1.4m、2m、4m。ビームの形は、穴の並び方向に60°、その直角方向に30°。感知の感度は、直角に向けられれば、80センチ先では直径2ミリの棒、2m先では直径6センチの棒、4m以内では垂直な壁まで。距離は43段階で、20センチ以下は2.5センチごと、それから1mまでは5センチごと、それから2mまでは10センチごと、2m以上は20センチごと。振動の固有周波数は約200ヘルツ。振動のスピードは30段階で、たとえば、50センチ以内では46ヘルツ、1mで28ヘルツ、4mで10ヘルツ。振動のリズムは13段階で、たとえば、50センチ以上で100%、5センチで8%。超音波の周波数は、40キロヘルツ。1秒間の計測は、近くで16回、遠くで11回。コイン型リチウム電池CR2032(容量は約200mAH)を1個使用。動作中の消費電流は5mAから9mA、待機電流は0.1mA以下。電池寿命の警報は、トットットッ、という振動。ボディ材質は、ポリカーボネイト。鉛セラミクスの超音波素子、鉛ハンダ、塩化ビニルを使用。日本製。仕様や外観は、予告無く変更する場合があります。 2008.06.06

保証書文
本体の製造不良を1年間メーカー修理します。修理代と、ご使用者への送料が無料です。本文の、調子が悪い時、を必ず確認のうえ、販売店へ連絡してから、購入の年月日と販売店が分かる資料と一緒に、メーカーへ送ってください。保証は日本国内においてのみ有効です。
型式 PS231-7
製造番号
購入の年月日と、販売店

テイクス 244ー0842 横浜市栄区飯島町1579ー1


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