製品マニュアル パームソナー PS231-7
この資料には、取扱説明と仕様書と保証書文を載せています。2010.02.09
取扱説明
1使い方 2付け方 3スイッチ 4電池交換 5装着用品 6手入れ 7警告と注意 8調子が悪い時 9ビームに慣れる 10画像、(別ページ:商品情報、よくある質問など)
1使い方
前の穴から出る超音波ビームが物に当たると、本体が振動します。手のひらに付けて、杖のようにビームを空間に振り向けて使います。使い方は、別にある練習ガイドで身に付けてください。ご自分の判断と責任で使ってください。 上へ
2付け方
ストラップをして、2つの深い穴が前を向くように、固定バンドを通して、手のひらに付けてください。 上へ
3スイッチ
細長いスイッチボタンが、パネルの中央にあります。押してから、離すタイミングで決まります。固定バンドの上から押せます。選べるビーム長さなどはパネルに書いてあります。
スイッチの前側をクリック感があるまで優しく押して、そのまま長く押し続けると、短い振動が2回でた後に、トトトという連続振動がでます。1回目の前に離すと4m、1回目の後なら0.5m、2回目の後なら0.3mが始まり、連続振動で離すと電源が切れます。
スイッチの後側を、同様に押し続けると、短い振動が3回でます。1回目の前に離すと1m、1回目の後なら1.2m、2回目の後なら1.4m、3回目の後なら2mが始まります。
穴に手をかざして、確認してください。ビームを体や路面に向ければ、自分との比較で、ビーム長さを確認できます。 上へ
4電池交換
コイン型リチウム電池CR2032を使います。電池名はパネルに書かれています。
電池室は後ろ面の溝の底にあって、突起のついた引き戸が、溝に沿って、ストラップの結び目とは反対方向に開きます。
電池を入れるには、引き戸を開けて、電池を差し込み、引き戸の突起を押しつけながら、閉めてください。電池は、正しい方向にしか入りません。電池を取り出すには、引き戸の突起を押しつけながら、開けてください。
トットットッ、という振動がでてきたら、電池寿命の警報です。古い電池は、乾電池と同じコイン電池として(ボタン電池とは別の分類です)、各自治体の方法で廃棄してください。
長く使わないなら、電池を取り出してください。 上へ
5装着用品
ストラップを手首にかけてください。揺れが少ないゴム製です。結び目は、引き戸の抜け止めにもなっています。
固定バンドで、手のひらに付けてください。マジックテープの位置を選らび、余分を切り取ってください。輪になった部分が、本体の前から押し込まれています。本体の保護などの役割もあります。
傘には、付属の傘グリップを付けて、パームソナーの上から握ってください。付けるには、自分にあったネジ式グリップの傘(一般的な折り畳み傘)を選んで、グリップを回して外して、付け替えてください。シャフトを延長できるので、正しく構えられます。グリップはクッションなので、余計な振動を拾いません。グリップは回るので、ビームの振り向けを邪魔しません。
手袋には、穴を開けて、パームソナーの先をその穴から出してください。革かフリース素材なら、ほどけません。穴を開けるには、パームソナーを付けた上から手袋をはめて、四角く突き出した部分の内側を、小さめにハサミで切り、先を強く押し込んでください。 上へ
6手入れ
穴に水が入ったら、強く振って、水を切ってください。ドライヤーや、温度の上がる場所に置かないでください。
深さ25ミリの穴の底に、鼓膜に似た超音波素子があり、ほこりがたまるので、綿棒に水をつけ、自分の耳のように優しく掃除してください。強く押すと破れます。
本体は、布で拭いてください。
固定バンドとストラップが古くなったら、販売店で取り寄せて、ご自分で交換してください。 上へ
7警告と注意
電池に関しては、子供の手の届く所に置かないでください。裸のままで放置、充電、分解、加熱、火や水に入れないでください。指定のCR2032以外は、使わないでください。
磁気テープやカードや切符などに近づけないでください。 上へ
8調子が悪い時
スイッチを押す手順は正しいか、確かめてください。穴から、超音波のチチチ音が出ているか、確かめてください。安全な超音波です。電池が入っているか、確かめてください。新しい電池に交換してください。本体が冷えていれば、暖めてください。穴の前に、指やストラップなどがないか、穴の中にゴミがないか、確かめてください。穴を掃除してください。
どこかの超音波で、誤動作することがあります。超音波を出す信号機や、自動車のバックソナーがあります。大きな騒音には、超音波が入っていることがあります。短いビームほど誤動作しにくいので、臨時に、短いビームを使ってください。
上で述べた全ての可能性を調べた後で、販売店へ連絡し、修理が必要かどうかなどを相談してください。費用や送り方などは、ホームページにある部品や修理の資料に載せています。 上へ
9ビームに慣れる
細かく知るために、耳に聞こえないほど波が細かい超音波を使います。原理はエコーです。超音波を短い時間だけ送信して、直進して、物に反射して、返って、受信するまでの時間で、距離が分かります。往復の超音波をビームと呼んでいます。
ビームの形は、2つの穴が並ぶ方向に広く60°、その直角方向に狭く30°です。反射の強さは、物の大きさや材質や、当たる角度などで決まるので、感知する幅はそれより狭くなります。遠くほど先細りしています。
ビームの性質は波です。大切なことは、波は確認しながら使うことです。棒とは違って、しっかりさは分かりませんから、路面の確認には使えません。
近くは、上下左右に動かしてください。真横を確認するには、手を引いてください。距離を確認するには、前後に動かしてください。遠くへは、向きを回してください。
ビームが面に直角に当たらないと、反射が元に戻ってきません。大きく動かして、反射を見つけてください。面に、数ミリくらいの高さのデコボコがあれば、そこから反射できます。
戻ってくる超音波を待たないと、受信できませんので、適度な速さで振り向けてください。音は思うより遅いのです。
反射を繰り返したり、波が打ち消し合うと、動作を誤ります。特に近くで、起きがちです。疑いがあるなら、大きく動かして、正常な反射を受けてください。
振動は、遠くから50センチまではスピードが速くなり、それから5センチまではリズムが速くなります。振動の仕方は距離だけで決まり、物の大きさや、反射の強さは関係しません。 上へ
10画像

画像のタイトル 1)手のひらに付けたパームソナーとビームの形、2)パームソナーと固定バンドと電池、3)後ろ面の電池室とコイン電池、4)パームソナーの上から握る傘グリップ付き傘、5)穴を開けた手袋から出すパームソナーの先 上へ
仕様書
名称は、パームソナー。型式は、PS231-7。機能は、超音波ビームに当たる物までの距離に応じた振動をする、手のひらに付けた本体。用途は、視覚障害者の一人歩きの電子式歩行補助具。保存温度は、ー20℃から+50℃まで。耐衝撃性は、高さ1.5mからコンクリート床への落下まで。耐水性は、防滴型。使用気温は、ー10℃から+50℃まで、ただし電池まわりは手で暖められていること。本体は、幅20ミリ、高さ31ミリ、長さ77ミリ、電池込みの重さ40グラム。ビームの長さは、0.3m、0.5m、1m、1.2m、1.4m、2m、4m。ビームの形は、穴の並び方向に60°、その直角方向に30°。感度は、直角に向けられれば、80センチ先では直径2ミリの棒、2m先では直径6センチの棒、4m以内では垂直な壁まで。距離は43段階で、20センチ以下は2.5センチごと、それから1mまでは5センチごと、それから2mまでは10センチごと、2m以上は20センチごと。振動の固有周波数は約200ヘルツ。振動のスピードは30段階で、たとえば、50センチ以内では46ヘルツ、1mで28ヘルツ、4mで10ヘルツ。振動のリズムは13段階で、たとえば、50センチ以上で100%、5センチで8%。超音波の周波数は、40キロヘルツ。1秒あたりの送信の頻度は、近くで16回、遠くで11回。コイン型リチウム電池CR2032を1個使用。消費電流は5mAから9mA、待機電流は0.1mA以下。電池寿命の警報は、トットットッ、という振動。ボディ材質は、ポリカーボネイト。鉛セラミクスの超音波素子、鉛ハンダ、塩化ビニルを使用。日本製。仕様や外観は、予告無く変更する場合があります。 上へ
保証書文
本体の製造不良を1年間メーカー修理します。修理代と、ご使用者への送料が無料です。本文の8調子が悪い時を必ず確認のうえ、販売店へ連絡してから、購入の年月日と販売店が分かる資料と一緒に、メーカーへ送ってください。保証は日本国内においてのみ有効です。
型式 PS231-7
製造番号
購入の年月日と販売店 上へ
テイクス社 244ー0842 横浜市栄区飯島町1579ー1
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